大凡のギタリスト、ニシイケタカシによる
三度目の雑記。
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開幕間近/常体が続く

 あまり大きな声では言えないのだが、ここ数年来、自分が阪神タイガースのファンであることを確認するのが憚られていた。かつては、関西人であること、オルタナティヴであること、カウンターであること、こそが自分の構えの根幹であり、虎党であることは、それらと密接につながっている、はずだった。それなのに。

 過日、友人の中でも最強クラスの虎党の猛者と久しぶりに話す機会があった。彼の変わらぬタイガースへの偏愛ぶりに触れ、憚られていた気分の在処が少し理解できた気がした。因みに彼は今も(きっとこれからも)迷いなき虎党だ。

 何が理解できたかを簡単に書くと、ワタシは、〇五年、陵辱の日本シリーズから逃げ続けていたということだ。〇三年の優勝以降、何か居心地が悪かった。Aクラスの定席となったタイガースとどう向き合っていいのかよくわからなかった。政権をとったはいいが右往左往し沈没していった民主党、及びその支持者と少し似ている。八十五年のシリーズ制覇以降続いた十八年間の「暗黒」と称された時間は、ワタシにとって、その実、甘美だったのだ。しかし、その時間はとっくの疾うに終わっていた。ともあれ、当人の感慨と関係なく、何かが終われば別の何かが始まる。何が始まっているのかは、今もってまだよくわかっていない。これから向き合ってゆくしかないだろう。

 閑話休題

 プロレスラーになれたらいいなあとか、プロ野球の選手になれたらいいなあとか、〈なりたい〉ではなくて〈なれたらいいな〉ばかりで特段何か熱心に取り組むでもなく、ただ茫漠と思って(願って)いただけの半生だった。もしかしたらこれからもそうなのかも知れない。ただ「超越者」に対する畏敬のようなものはずっと何処かに在る。憚られながらも人知れず彼らを応援していたりするのは、そういったあこがれによるのかも知れない。あまり大きな声では言えないのだが、今年もがんばれタイガース。

 

■4月19日(水)@赤坂グラフィティ
『HIGH BRIDGE GOES TO AKASAKA アカプリvol.44』
出演:Nostarama、月夜のパレード、双六亭
開場 19:00 / 開演 19:30
前売¥2,500 / 当日¥3,000(+1drink order)
※ご予約は info@tamacowolds.net 宛てに
お名前枚数を記入の上お知らせ下さい。

■5月21日(日)@国立地球屋
出演:山本慎也ブルースバンド、Berry、双六亭
開店 19:00 / 開演 19:30
チャージ:¥1,000 (+1drink order)