大凡のギタリスト、ニシイケタカシによる
三度目の雑記。
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ヤンキーとオタク

 過日、友人Nとビートルズの話になった。ビートルズは何度聴いても新たな発見があるね等々、ほとんど他愛のないものばかりだった中、ビートルズの初期が好き派と中後期が好き派が対立しがちなのは何故なのか、というテーマにふたりともやや腰が入る。いわくビートルズファンはまったく一枚岩でない。

 Nは、初期派はヤンキー的メンタリティが強く、中後期派はオタク的メンタリティが強いからなのでは、と切り出した。確かに、ドサ回り時代のタフな残り香、揃いのスーツに熱いライヴパフォーマンスの初期はヤンキーマッチョを熱狂させるに充分だろうし、一切のライヴを止めスタジオにひきこもり観念世界を横溢させ、作品をこねくり回す様はオタクが自らを投影したくなる要素が満載だ。少々乱暴だが興味深い腑分けだと思った。

 ワタシはどちらかといえば中後期支持派。なのでNの仮説でいくとオタク側ということになる。しかし、初期が嫌いかといわれれば、そういうことでもない。中後期原理派でもない。で、ワタシが「六対四ぐらいで後期派かなあ。」というと、日和って聞こえたのか、「そんな支持政党なし、みたいなことでは駄目だ。どっちかに決めろ。」とN。

 因みにNは断然初期派だという。Nは学生時代からかなりのインテリで現在は某代理店の管理職。どちらかといえばオタクの風情。しかし先述のやり取りからも見て取れる決断主義的な物言いなどはとてもヤンキー的。一方、ワタシは近視で目つきがあまりよろしくなく少々上背があるせいか、若かりし頃などはヤンキーに分類されがちだった。当時、それこそヤンキー風情の女子から交際を求められ快諾したはいいが、「もっとヤンキーかと思ってたのにちがったわ。」と速攻の三行半にうじうじと傷付つくなど、内面は結構ナイーヴで、雑にいうとオタク的。

 そんなわけで、ふたりのメンタリティをざっと紐解くとNの仮説と符合することとなった。何となく面白くないワタシは、Nの仮説はよいとして、この考察からあらたにメンタリティと風情は直結するとは限らないという視点が浮き彫られたのではないか、ビートルズ当人らの初期メンタリティは風情に反してオタク的であるかも、といった逆説はないかと展開させるも、Nはあまり関心がなさそうだった。いわくビートルズファンはまったく一枚岩でない。

 

■7月11日(水)@下北沢440
『Takahashi's Ver.58
出演:the GROOVEYARD、平安寺ゆうすけ、双六亭、DJ hb
open 19:00 / start 19:30
前売¥2,300 / 当日¥2,800  (+2drink order)

■7月27日(金)@高田馬場ディグライト
出演:the KANGA、グランドルート・セントジョン、
O.A:ニシイケタカシ
※投げ銭ライヴ (要1drink order)